ピアノに特化した防音対策や注意点をご紹介

公開日:2024/05/15
ピアノ

ピアノは美しい音色を奏でる楽器ですが、弾くと大音量が出るため防音室の設置を考えている人は多いでしょう。しかし、防音室といってもさまざまな用途があるため、ピアノに特化した防音対策をしなければ音が漏れてしまうかもしれません。そこで今回は、ピアノに特化した防音対策や注意点、防音工事の費用相場を紹介します。

ピアノの防音対策の基準

ピアノの防音対策の基準はどのくらいなのでしょうか。ここでは、ピアノの防音対策について解説します。

防音室とは

防音室とは、天井、床、壁の6面を防音材で囲った部屋のことです。防音室は、音が一切漏れない部屋ではなく、音の強さを低減させる部屋のことを指します。遮音性能は防音室の仕様によって異なり、防音材の面密度が大きいほど遮音性能が高いです。

防音室の使用用途には、楽器演奏や歌の練習、ホームシアターを作って映画や音楽の鑑賞、テレワークやオンライン授業などがあります。また、音がまったく室外に漏れない部屋は無響音室といい、室内で発生する反射音もほとんどないくらいに抑制している部屋のことです。

ピアノの防音対策

音の大きさは「デシベル(db)」という単位で表され、数値が高いほど音量が大きいという意味になります。20dbは小さな寝息程度、40dbは静かな図書館内、80dbはパチンコ店内、100dbは地下鉄の電車内といわれています。

一般的にピアノの音量は90~95dbあるとされるため、これは地下鉄の電車内と同じくらいの音量です。これほどの大音量を個人で防音することは難しいでしょう。また、楽器を演奏する場合は、楽器の種類に合わせた防音室を設置することが重要で、音が反響し過ぎないようにする必要があります。

防音工事をする際の注意点

防音工事をする際はどのような点に注意すればよいのでしょうか。ここでは、防音工事をする際の注意点を解説します。

ピアノは高音から低音まで幅広い音域を奏でる楽器です。そのため、高音域も低音域もそれぞれしっかり遮音できる防音室を作らなければなりません。とくに注意する必要があるのが低音で、低音は高音に比べ音の波長が長くなるので、その波長が防音壁の厚みで防げなければ貫通することがあります。

そのため、高音は遮音できても低音は室外に漏れてしまう可能性が高いです。低音の遮音方法には、下地や表層材に低音域の遮音や吸音に高い性能のある吸音ボードを使用するとよいでしょう。

ピアノの防音は、ピアノを奏でる音だけでなく、ペダルを踏んだり弦を打ったりするときに発生する振動の対策もしなければなりません。ピアノから発生した振動はピアノの脚から床に伝わり、床から下の階の部屋や隣の部屋に音となり伝わります。

このような音のことを「固体伝搬音」と呼び、躯体への振動を低減しなければ遮音効果は得られません。そのため、固体伝搬音を室外に漏らさないために、既存の部屋の内側にもうひとつ箱を作り、躯体への振動を遮断する浮遮音構造の防音室にするとよいでしょう。

また、ピアノが壁から離れている場合は、床に「防振架台」を設置することで、ピアノの脚と床の距離が長くなり振動を防ぐことができます。

ピアノは温度や湿度の急激な変化に弱い楽器です。ピアノの弦は金属でできているため、湿度が高いと弦がサビやすくなってしまいます。また、湿度が高い状態が続くと木やフェルト部分も湿気の影響を受けて、音がこもったり音が狂ったりします。

防音室は構造上気密性が高くなるため、防音室をピアノにとって最適な温度や湿度に保つ空調システムを設置することも重要です。

ピアノに特化した防音工事の費用相場

ピアノに特化した防音工事の費用相場はどのくらいなのでしょうか。ここでは、ピアノに特化した防音工事の費用相場の解説をします。

グランドピアノの防音室を作る場合は、3畳くらいの部屋でもギリギリピアノは入りますが、楽譜に書き込みをする机を置いたり、講師の指導を受けたりするにはひと回り大きな4.3畳以上の広さが必要です。

複合遮音性能D-65~70で施工した場合の費用相場は、3畳の防音室で約280万円、4畳で約330万円、5畳で約360万円、6畳で約390万円となっています。

防音室の窓を二重窓にすることで、遮音性能を高める以外にも断熱性能まで高まるため、エネルギーの使用量を削減できます。そのため、エコ関連の補助金の活用ができ、費用を安く抑えることが可能です。

幹線道路周辺の住宅や、自宅近くに空港や自衛隊基地がある場合は、騒音対策として防音工事の補助金を受けられるかもしれません。また、組立式の簡易的な防音室でも費用を安く抑えることができますが、完全に遮音対策ができないため、業者に依頼して防音工事をすることがおすすめです。

まとめ

一般的にピアノの音量は90~95dbといわれていて、地下鉄の電車内の音量と同じくらいです。これほどの大音量となると、個人での防音対策は難しいため、業者に依頼することがおすすめです。

防音工事をする際の注意点は、低音もしっかり遮音すること、振動対策をすること、空調システムを設置することです。また、ピアノに特化した防音工事の工事費用相場は、3畳の防音室で約280万円、4畳で約330万円、5畳で約360万円、6畳で約390万円となっています。

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