
会社名 | 小嶋工務店 |
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住所 | 東京都小金井市前原町 5-8-15 |
電話番号 | 0120-79-5610 |
小嶋工務店は、東京都小金井市にある工務店です。1965年の創業以来、累計4,500棟以上の新築住宅を手掛けてきました。最大の特徴は、東京の木材にこだわり、地産地消の家づくりに取り組んでいるということです。徹底的に品質管理された木材は、優れた強度と耐久性を発揮します。今回は、そんな小嶋工務店についてくわしく紹介します。
CONTENTS
地産地消の家づくり
小嶋工務店では、60年かけて多摩で生まれて育った「東京の木」を取り入れた家づくりを行っています。木には癒しの効果があり、気持ちが良いと感じる方も多いでしょう。
しかし、今住んでいる住まいの木材がどのように育ち、どうやってお家になったのかを知っている方は多くありません。住宅は一生で最も高い買い物であるにも関わらず、素材を気にしないことがほとんどです。
だからこそ、小嶋工務店では地元で育った木材にこだわっています。東京の気候で育った木は、同じ環境で使うことで優れた強度を発揮します。木材として使われる木は、単に大きければ良いというものではなく、密度の高さが重要です。
密度の高い木は、製材した後も反りや狂いが発生しづらく、耐久性に優れています。小嶋工務店では、厳選された良材を柱に採用し、安心安全な家づくりを提供しています。
持続可能な森林循環に貢献
小嶋工務店が使用している木材には、60年という長い年月の間、先代の林業家たちがお手入れをしてきた歴史があります。戦後に植えられ、山の中で静かに成長してきました。
そんな多摩の木で家を作るためには、その木を守り、育てる林業家との協力が欠かせません。小嶋工務店では地元の林業会社と連携し、次の世代のために多摩の森林の維持管理に取り組んでいます。
成熟した木を伐採し、新たに気を植えることで、森林の健全性を保ちながら循環を促すことができます。このような管理・伐採のプロセスによって、持続可能な森林循環に貢献しています。
厳しい基準をクリアした「TOKYO WOOD」を採用
小嶋工務店では「TOKYO WOOD」という多摩の森林の中で育ったヒノキやスギの中でも、厳しい基準をクリアした木材のみ家づくりに使用しています。その特徴を紹介します。
天然乾燥
TOKYO WOODは、天然乾燥によって仕上げられています。天然乾燥とは、自然のままに木材を乾燥させることであり、手間も時間もかかります。
しかし、天然乾燥によって仕上げられたヒノキには、多くのメリットがあります。その一つが粘り強さです。木の油脂成分を維持しているので、湿気に強く木材の変形や収縮・割れが起こりにくいという強みがあります。
また、家づくりに取り入れることで、家全体がヒノキの心地良い香りに包まれます。良質な木材は、時間が経過してもふんわりと香りを放ちます。
さらに、自然に乾燥させた木は、本来持つ色つやを失うことがありません。美しい木目や木ならではの色味をそのまま活かせます。
四面背割り
TOKYO WOODは「四面背割り」によって仕上げられています。四面背割りとは、木材を四面から割る手法のことです。
一般的な「一面背割り」で仕上げられた木材と比べて、木の変形を最小限に抑えられます。四面背割りで仕上げられた木材を家づくりに取り入れることで、住宅の歪みを抑え、優れた耐久性を確保することができます。
グレーディングマシン
グレーディングマシンとは、木の中の水分量と強度を計測する機械のことです。TOKYO WOODは、東京都では珍しくグレーディングマシンを導入し、すべての柱の品質を数値化しています。そして、高品質な木材のみをTOKYO WOODとして認めています。
なお、小嶋工務店では木材に対して厳しい品質を設けており、合格できるのは山から採取した木材のうち3分の2程度となっています。その分、一般的に使用されている集成材と比べても高い強度と耐震性を誇ります。
また、基準に満たなかった木材についても、床材や階段材として活用しています。
防災拠点と同等レベルの耐震性を確保
小嶋工務店が手掛ける住まいは、標準仕様で国が定める耐震性能の最高ランクを取得可能です。耐震性能は1~3までランク分けされており、耐震等級1が建築基準法における基準として定められています。
小嶋工務店の家は、その1.5倍の耐震性能があると認められており、警察署や消防署といった防災拠点と同等レベルの耐震性を確保しています。耐震等級3の認定を受けることで、第三者機構の認定を受けた安心感と強さが裏付けされます。
また、地震保険料は耐震等級1と比べて約半分にまで下がります。建てた後の安全性はもちろん、経済的にも優しい住まいと言えるでしょう。
耐震性能と制震性能を併せ持つ「Kダンパー」
オプションではありますが、さらに耐震性能を高めたいのであれば「Kダンパー」の導入がおすすめです。Kダンパーとは、耐震性能と制震性能の2つの性能を併せ持つ装置であり、効率よく地震の揺れを抑える効果があります。
耐震性能が地震の力に抵抗する能力であるのに対し、制震性能は揺れによるエネルギーを吸収する能力のことを指します。Kダンパーを導入することで、建物の変形を最大76%も低減できると言われています。この2つの機能の相乗効果によって、震度7までの地震に備えられます。
なお、Kダンパーは、メンテナンスが不要ということも魅力的です。摩擦材に独自開発のフェノール樹脂摩擦材を採用しており、169年の経過に相当するストレスにも耐えられるほど耐久性が優れています。メンテナンスフリーなので、建築時に設置する制震システムとしておすすめです。
薬剤を一切使わない健康的なシロアリ対策
小嶋工務店では、薬剤を一切使用しない防蟻工法「ターミメッシュシステム」を取り入れています。ターミメッシュシステムとは、シロアリが侵入しやすいポイントに細かい網目状のステンレスメッシュを隙間なく取り付ける工法です。シロアリは通り抜けることができないので、物理的にシロアリ被害から大切なマイホームを守ることができます。
家族が健康に暮らすためには、なるべく有害な化学物質は家に持ち込みたくないものです。一般的なシロアリ対策は、建築基準法で認められた薬剤を使用しています。この薬剤は住宅の土壌や外壁に使われていますが、人にとって決して害がないとは言い切れません。
一方、小嶋工務店のシロアリ対策は有害な化学物質を一切使用していないので、環境への負荷が少なく、健康に悪影響を及ぼすリスクがありません。なお、ターミメッシュシステムを取り入れた約9,000棟の中で、シロアリ被害が出たことは一切ありません。
健康にも優しく、シロアリ対策としても優れた効果を発揮します。
こだわりを体感できるモデルハウス
小嶋工務店では、こだわりの家づくりを体感できるモデルハウスを5カ所展開しています。そのうちの「モデルハウス小金井」は、実際に宿泊して小嶋工務店ならではの特徴を体験することができます。
日本生まれの高気密高断熱工法を取り入れた住まいは、一年を通して快適に過ごせます。寒い冬はほっこりと暖かく、蒸し暑い夏は最小限の冷房で高原のような爽やかさを感じられます。
実際に泊まって性能を確かめることで、家づくりのイメージが膨らむことでしょう。
まとめ
今回は、小金井市にある工務店「小嶋工務店」について紹介しました。小嶋工務店の最大の特徴は、東京で育った木材を取り入れた家づくりです。東京の気候で育った木は、その地域で使うことで最大限の強さを発揮します。また、木材の乾燥方法にもこだわっており、手間と時間をかけて天然乾燥させています。天然乾燥によって強度を確保するとともに、暮らしの中でやわらかな木の香りを感じられます。なお、住宅性能にもこだわっており、最高ランクの耐震等級3を実現しています。そんな小嶋工務店が気になる方は、まずは気軽に問い合わせてみましょう。