立川市で注文住宅を検討する方にとって「いくら必要なのか」は、最初に気になるポイントではないでしょうか。立川市は交通利便性が高く、生活環境も整っている一方で、土地価格は都内でも比較的高めのエリアです。そのため、土地代と建物代は切り分けて考え、総額の目安を把握することが重要です。本記事では、立川市で注文住宅を建てる際に必要となる土地代・建物代の相場に加え、注意したいポイントをわかりやすく解説します。
立川市の特徴
立川市は多摩エリアの中核都市として発展しており、利便性と住環境のバランスが取れた街です。注文住宅を検討するうえでも、エリア特性を理解しておくことが重要です。
ここでは、立川市の特徴を3つ紹介します。
駅前の利便性が高い
立川市は、多摩エリアの中核都市として商業施設が集積している点が大きな特徴です。立川駅周辺には大型商業施設や飲食店、医療機関が充実しており、日常の買い物から休日のレジャーまで駅前で完結できます。
「ルミネ」や「グランデュオ」などの大型ショッピング施設が駅から徒歩圏内に位置しており、遠出をしなくても生活必需品がそろいます。そのため、生活利便性を重視する共働き世帯や子育て世帯から支持を集めています。
交通アクセスが抜群
立川駅にはJR中央線・青梅線・南武線、多摩モノレールが乗り入れており、新宿や東京方面へのアクセスも良好です。都心部だけでなく、郊外への移動もスムーズなので、通勤・通学に便利です。
また、バス路線も各方面に広がっており、細かい移動がしやすいのが特徴的です。交通利便性が高いことから、将来的なライフスタイルの変化にも対応しやすいでしょう。
自然が豊か
都市機能が充実している一方で、国政昭和記念公園をはじめとする大規模な緑地が身近にある点も立川市の魅力です。広大な敷地には四季折々の花が咲き、散歩やレジャーに最適です。自然を感じながら子育てや暮らしを楽しめる環境が整っており、住環境のバランスが取れたエリアといえます。
なお、立川市は、再開発地域とそれ以外とで雰囲気や利便性に違いがあります。新しく整備された場所や駅前は、現代的な施設が整っている一方、再開発地域外は昔ながらの閑静な住宅街が広がっています。
場所によって生活環境が大きく異なるため、ライフスタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
立川市で注文住宅を建てるときの目安
立川市で注文住宅を検討している方に向けて、建物費用と土地費用の相場を紹介します。
建物費用の相場
住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」によると、立川市の建物費用の相場は約3,800万円です。住宅面積の平均は約103㎡なので、1㎡あたり37万円(約122万円/坪)ほどとなります。
ちなみに、首都圏・近県の費用相場は以下の通りです。
・首都圏:約3,400万円(約31万円/㎡)
・埼玉県:約3,560万円(約31万円/㎡)
・神奈川県:約3,310万円(約31万円/㎡)
ただし、仕様や延べ床面積、依頼する住宅メーカーによって費用には幅があります。付帯工事費や諸費用も含めた総額で考えることが重要です。
土地費用の相場
東京都財務局「令和7年地価公示価格」によると、立川市の土地相場は約29万円/1㎡となっています。土地取得相場は約3,540万円です。
駅徒歩圏内ではさらに高額になるケースも多く、土地取得費用が全体予算に占める割合は大きくなります。そのため、郊外に家を建てることで土地価格を抑えやすくなります。
立川市周辺エリアとの比較
立川市は幅広い世代から人気の高いエリアです。周辺エリアと比較することで、予算や希望条件に合った選択肢が見つかりやすくなります。
国分寺市の相場
国分寺市は中央線沿線で都心アクセスが良く、立川市よりやや土地価格が抑えられる傾向があります。坪単価の相場は約120.4万円です。駅周辺は価格が高めですが、少し離れると比較的検討しやすいエリアも見つかります。
国立市の相場
文教地区として知られる国立市は街並みや住環境の評価が高く、子育て世帯から人気があります。土地価格相場は、約120.7万円/坪と国分寺市と同じくらいです。落ち着いた住宅街を求める方におすすめのエリアです。
調布市の相場
多摩地区の東側に位置する調布市は、京王線沿線で新宿方面へのアクセスが良く、エリアによって価格差が大きいのが特徴です。土地単価相場は123.8万円/坪と、やや高い傾向にあります。再開発が進む地域では利便性と将来性の両立が期待できます。
小金井市の相場
小金井市は自然環境に恵まれつつ、立川・武蔵小金井エリアへのアクセスも良好です。土地単価相場は約124.6万円/坪と、立川市よりも若干高めです。
立川市での工務店・ハウスメーカー選びのポイント
立川市で注文住宅を建てる場合には、信頼できる工務店・ハウスメーカー選びが欠かせません。複数のメーカーに見積もりを依頼し、比較検討することで後悔のない家づくりにつながります。
ここでは、立川市で工務店・ハウスメーカーを選ぶ際に押さえておきたい重要なポイントを4つ紹介します。
デザイン性
立川市は、都心部に比べて広い土地が多く、外観や間取りの自由度が高いのが特徴です。デザイン提案力のある工務店・ハウスメーカーを選ぶことで、敷地条件を活かした理想の住まいを実現しやすくなります。
ただし、会社によって得意なデザインや設計は異なるため、注意が必要です。施工事例を確認し、自分たちの好みに合うデザインかどうかを見極めることが大切です。
住宅性能
長く快適に暮らすためには、断熱性や気密性、省エネ性能といった住宅性能も重要な判断基準になります。とくに立川市は海が遠い内陸部に位置しており、朝夕の寒暖差があるため、快適に暮らすためには断熱性能の高い住宅を選ぶことが欠かせません。
断熱性能の高い住宅は、外気温の影響を受けづらいため冷暖房の効率が良く、光熱費の削減にもつながります。標準仕様でどこまで性能が確保されているかを確認しておきましょう。
地震対策
日本は世界でも有数の地震大国であり、地震への備えが欠かせません。家族の安全を守るためにも、耐震等級や制震・免震構造の採用有無など、地震への備えがどの程度なされているかをチェックすることが重要です。
具体的には「耐震等級」に着目して住宅メーカーを選ぶといいでしょう。耐震等級は数字が大きいほど地震への強度が強いとされており、最高ランクの耐震等級3は防災拠点と同等の耐震性があることを表しています。地震に強い家を建てたい方は、耐震等級3を基準に工務店・ハウスメーカーを探すことをおすすめします。
建物価格
注文住宅の価格は、建材のグレードや家の広さ、設備の仕様などで大きく異なります。工務店・ハウスメーカーによっては幅広い価格帯のプランを用意していることもあるため、予算に合わせて慎重に検討しましょう。
また、契約前には見積もりの内容をしっかりと整理し、追加費用がかかるかどうか確認することが大切です。価格と品質のバランスを見極めながら、自分たちの予算に合った会社を選びましょう。
まとめ
今回は、立川市で注文住宅を建てる場合の土地代・建物代の相場や工務店・ハウスメーカー選びのポイントを解説しました。立川市は、生活利便性と交通アクセスに優れている一方、豊かな自然環境が残っており、バランスの取れた生活環境が魅力です。共働き世帯や子育て世帯から人気が高く、土地取得費用は比較的高い傾向にあります。ただし、駅周辺から離れると落ち着いた住宅地が広がっており、土地価格を抑えやすくなります。周辺エリアの相場も比較しながら、予算に合わせて慎重に検討することが大切です。本記事が住まいづくりの参考になれば幸いです。
